建設機械向け遠隔操作システム

主な特徴

Smart Construction teleoperationは遠隔操作拠点のコックピットから、現場にある建設機械の遠隔操作を可能とするシステムです。高速・大容量・低遅延を特長とした5Gネットワークや高速圧縮技術などを活用し、建設機械から送られた高精細映像により、建機周辺の状況や作業機を確認しながら、通常建機と同様の運転席で臨場感のある遠隔操作を行うことができます。

遠隔操作で解決できる課題

人手不足解消

Smart Construction Teleoperationは異なる現場の異なる建機を遠隔で操作することができ、1人のオペレータで複数の現場を担当することが可能になるため、現場の人手不足を解消します。

生産性向上

Smart Construction Teleoperationは1人で複数の建機を切り替えながら作業ができることに加え、他のSmart Construction ソリューションと一緒に使用することで現場の生産性をさらに向上します。

安全性向上

Smart Construction Teleoperationは、災害時等に人が立ち入ることができない危険な場所にある建機を、現場から離れた安全な場所から遠隔操作することで、安全性を向上します。

現場の状況を一瞬で把握

Smart Construction Teleoperationは複数の高性能カメラ及びSmart Construction®との連携で、従来の有人操作より早く、正確に現場の状況を遠隔建機のオペレータに提供します。

車載用広Dレンジイメージセンサー「IMX490搭載」
西日など、逆光のシーンでも視認性を向上
高視認性 画像信号処理技術「IPC」搭載
粉塵などで見にくいシーンもクリアに

対応可能機種

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PC200系 ラジコン仕様
PC300系 ラジコン仕様
PC400系 ラジコン仕様
※ 上記機種以外はお合わせください。
※ 対応可能な機種は順次拡大しています。

活用例

遠隔操作により、危険な法面作業傾斜地での掘削作業を安全に実施可能。オペレーターは現場に直接赴くことなく、安定した操作環境で効率的に作業を進められます。

土砂崩れや地震・台風などの災害現場では、被災直後の二次災害リスクが高く、重機の作業員が直接入るのは危険です。遠隔操作を活用することで、安全な場所から被災地の瓦礫撤去や応急復旧作業を実施できます。

産業廃棄物処理施設では、粉塵や有害物質の影響を受ける環境下での作業が求められます。遠隔操作により、作業員の健康リスクを低減しながら、安定した稼働を実現できます。

砕石場では、崖や岩盤地帯での掘削・積込作業が不可欠すが、落石や機械の転倒リスクも伴います。遠隔操作を活用することで、作業員は快適な環境での積込・搬出作業を行うことができます。

製鉄工場では、高温環境や粉塵が多い過酷な作業環境の中で、建機を使用した原料運搬が必要です。遠隔操作を活用することで、作業員の安全を確保しつつ、正確かつ効率的な積込・搬送作業を実現します。

ソリューション連携でさらなる付加価値を

Smart Construction TeleoperationはSmart Construction 3D Machine Guidanceと一緒に使うことで、完成形の3次元設計データや刃先から目標面まで距離表示がリアルタイムで表示されるため、丁張や手元作業員なしで、施工頂けます。また、オプションのペイロードメーターを使用することで、積込量がリアルタイムで把握でき、過積載を防止しながら、最大限の積込が可能です。

Smart Construction Teleoperationが操作する遠隔建機が入っている現場にSmart Construction Fleetを導入することで、現場の各車両や作業員が自分の位置をリアルタイムでお互いに共有し合い、安全を確保しつつ、最大限の生産性を実現することが可能になります。

遠隔建機にSmart Construction 3D Machine Guidanceを搭載することで、施工履歴が自動で取得され、Smart Construction Dashboardで簡単に確認できます。日々の施工履歴を3Dで可視化し、直感的に進捗を把握。より正確な現場管理を実現します。

コックピットラインアップ

Space Ship
・幅:270cm
・奥行き:420cm
・高さ:230cm
・LED間接照明
Intelligent Circle
・幅:270cm
・奥行き:420cm
・高さ:230cm
・LED間接照明
Desktop
・幅:120cm
・奥行き:70cm
・高さ:70cm

車両に設置することで、災害対応も

Smart Construction Teleoperation モビリティーオフィス は、カスタマイズされた大型バンに、建設機械向け遠隔操作システムSmart Construction Teleoperationのコックピット機能を備えた車両型のモビリティーオフィスです。車両型のため現場間を自由に移動でき、車内に搭載したIoTデバイスや高性能PCなどを活用することで、従来オフィスに戻って行う必要があった現場のデジタル化などの業務もそのまま現場で行えます。 

モビリティーオフィスの車両ラインアップ

HIACEモデル  ※トヨタ自動車製
・ハイルーフ/スーパーロング/ワイドボディ
・ガソリン・ディーゼル設定あり
・車体サイズ:全幅1880× 全長5380×2285(mm)
DUCATOモデル ※FIAT社製
・ハイルーフ/ロングボディ
・ゆとりある天井高や回転式シートなど工夫ある装備が多数搭載
・車体サイズ:全幅2050× 全長5995× 全高2525(mm)
※最新の車両イメージについては、各社ホームページをご確認ください。

現場を止めないための 業界最高水準のサポート体制

1
0120-445-538
受付時間 平日8:00~18:00
2
LINEによるサポート
受付時間 平日8:00~18:00
3
FAQサイトで確認
パソコンやスマホからいつでも検索
4
リモートサポート
対応ソリューション
・Smart Construction 3D Machine Guidance
・Smart Construction 3D Machine Guidance Flex
・Komatsu Intelligent Machine Control