建設機械やダンプトラックの位置情報や稼働状況をリアルタイムにモニタリング

現場の動きが一目で分かる
車両動態管理システム

Smart Construction Fleet導入は非常に簡単です。専用デバイスやモバイルアプリをインストールしたスマートフォンをモニタリングしたい「誘導員」「車両」「油圧ショベル」に持たせるだけです。

導入で見えてくるもの

1 位置

従来はリアルタイムで現場状況を把握することができなかったため、計画通りに進んでいるか、将来的な手戻りが発生しないかなどを把握するためには直接現場に行くしかありませんでした。Smart Construction Fleetは車両からの位置情報を取得することでリアルタイムで現場の状況が把握でき、柔軟な対策を講じることが可能です。

リアルタイム位置表示

Smart Construction Fleetはデバイスやモバイルアプリをインストールしたスマートフォンから位置情報を3秒に1回取得し、Webアプリで可視化します。

速度・方位角表示

Smart Construction Fleetはデバイスやモバイルアプリをインストールしたスマートフォンから速度や方位角を3秒に1回取得し、Webアプリで可視化します。

車載モニターカメラ機能

Smart Construction Fleetモバイルアプリをインストールしたスマートフォンを油圧ショベルのコックピットや車両の運転席に設置すると15秒間隔の画像撮影を自動で行います。画像はリアルタイムで確認できることはもちろん、タイムラプス動画としてダウンロードし振返りもできます

Smart Construction Fleetはデバイスやモバイルアプリをインストールしたスマートフォンから「位置情報」「速度」「方位角」を3秒に1回取得し、Webアプリにてリアルタイム可視化します。そして、すべての走行履歴はクラウドに保存され過去に遡って確認できます。

2 生産性
これまでの作業履歴管理は現場で実際に見たり、帳票などすべてが手作業によるものでした。Smart Construction Fleetはどの車両が・どこで・何を・どれだけ積み・どれだけの所要時間で・どこへ降ろしたかなどの作業履歴を車両別、地点別に集計します。

積降実績

サイクルタイム

作業履歴一覧

ペイロード結果

レポート

ボタン1つでCSV・PDFレポートを出力

3 安全

これまで速度超過や車両同士の接近による事故の危険性を未然に防ぐためには人の力に頼るしかなく、管理がとても大変でした。Smart Construction Fleetは車両の位置をリアルタイムで関係者間で共有でき、また接近や速度超過などを自動音声で警告し安全な現場作りに貢献します。

相互位置確認

Smart Construction Fleetは管理者だけではなく、車両間でもモバイルアプリを通じて相互の位置の共有がリアルタイムで可能です。お互いの位置を正確に把握することで事故のリスクも下がるでしょう。

接近通知

Smart Construction Fleetは車両と車両(作業員)などの相互距離によって音声付き接近通知を送ります。また積込荷降地点に接近する運搬車両の接近も通知します。

速度超過通知

Smart Construction Fleetはリアルタイムで各車両の速度をモニタリングしており、設定された速度を超過した際には音声付通知を送ります。

アラート設定

Smart Construction Fleetは地図上にアラートエリアを設定し、車両がアラートエリアに入った時、自動的に音声付警告を送ります。

読上音声登録

Smart Construction Fleetのアラート及び通知は読上音声付きです。Webアプリにて使用するメッセージを自由に設定できます。

シームレスなデータ連携

現場の動きを、さらに正確に把握

背景データ連携

3次元進捗管理ビューアSmart Construction Dashboardにアップロードされているオルソ画像や平面図(ラインワーク)がSmart Construction Fleetに連携され、そのまま表示されます。古い衛星画像より最新の背景データを使用することで、現場の中でも正確に車両の動きがモニタリングできます。

積込重量や積載率を自動記録

ペイロード連携

後付け3DマシンガイダンスキットSmart Construction 3D Machine Guidanceのペイロードと連携し積載重量や積載率を自動登録することができます。油圧ショベルに任意のダンプトラック探索範囲を設定すると近接ダンプトラックを認識し、リアルタイムで実績を登録します。

運土計画と実績を比較

シミュレーション連携

運搬AIによる施工計画作成ツールSmart Construction Simulationで作成した施工計画に、Smart Construction Fleetで取得した積込荷降実績を反映させ、計画と実績の差を確認することが可能です。

現場を止めないための
業界最高水準のサポート体制

1
0120-445-538
受付時間 平日8:00~18:00
2
LINEによるサポート
受付時間 平日8:00~18:00
3
FAQサイトで確認
パソコンやスマホからいつでも検索
4
リモートサポート
対応ソリューション
・Smart Construction 3D Machine Guidance
・Smart Construction 3D Machine Guidance Flex
・Komatsu Intelligent Machine Control

お客様の声

株式会社ミヤケン
魚谷 浩介

今回工事は高速道路の出口沿いに仮置き場があった。また仮置き場内が狭いため1台のダンプに積込をしている場合には他のダンプの待機場所がなく、ダンプが連続して入ってきた場合中に入れないため、出口上で待機してしまう可能性があった。そうなると速度を出した一般車が出口に出た際にダンプとの衝突事故のリスクが高まってしまうことを懸念していた。 Fleetによって他のダンプの運行状況が確認できるため、セット場(仮置き場)に入る時間の調整を各運転手が行うことで、ダンプがオフランプ上で滞留することがなくなり、安全性の向上が実現できた。

上武建設株式会社
岩田 祥尚

道路工事で本アプリを使っています。搬出車両のサイクルタイムや、現在位置をリアルタイムで把握することができるので、交通事故や車両の運行ルートの間違い等の対応も即座に行える為、生産性や安全性の向上につながりました。使っていく中でもっとこうしたい、これができれば、と思うことも多くあるので、今後機能を拡充していただければ、よりよいものになると思います。

株式会社 藤永組
福田

現場外でのダンプトラックの管理が難しいことから運行管理のためにこのアプリを導入しました。弊社では、現場事務所の大型モニター画面でリアルタイムに運行管理を実施しています。ダンプ運転手には音声アラート機能による危険予測箇所の案内通知を行うとともに、同時期に運行する他社にもアプリを導入し、渋滞対策として運行ルート変更を行うことで、無駄を省いた安全な運行管理を行いました。今後もこのアプリを活用していきたいと考えています。

広成建設株式会社
森和 希

通常、残土搬出回数の把握や積載管理に加え、追跡調査が上げられ、膨大な土量を管理していく中では、正確性が乏しくなるのに加え手間の加わる内容だが、 Smart Construction Fleetを利用してそれらが大幅に改善された。

株式会社アロウズ
酒寄 翔太

ダンプの運行管理のため導入しました。このアプリの管理画面を見ていますと、想像以上にリアルタイムにダンプが地図上を動いており、まるで空から見下ろしてダンプ位置を確認しているような気分になります。また、走行履歴が取れているため、ダンプが予定通り運行したことの記録にもなっています。これから夏を迎えますが、その際にはガードマンや現場に携わる班長などにスマホアプリを持たせ、接近通知のアラート機能を使う予定です。ダンプが近くにいなければ休憩をさせることができ、熱中症対策になると期待しています。